そんなことありませんか?
仕事に対するモチベーションが全くない時はどうすればいいのでしょうか?
やる気を出す方法(モチベーションを上げる方法)を知りたいと思ったことは、今まで何度もありました。
それだけ、やる気が出ないことが多かったからなんです。
いつでもどんな時でも、やる気を失わない人っているのでしょうか?
今日のテーマはこちら。
やる気を出す方法は、たくさん方法があって、最後は自分にはどれがあっているかということになると思います。
今回ご紹介する「前に進んでる感覚」というのは、あくまで一つの方法です。
目指すところ。
やる気をなくして手が止まる、足が止まる、思考が止まる。それは避けたいところです。
解決方法はこちら。
ノートは何かとおすすめです。
10数年の在宅勤務のフリーランスという働き方の中で、やる気が出る日もあれば、やる気が出ない日もありました。
その中で気付いたことや本などから学んだ、やる気を出す方法です。
こんな皆さんにぜひ。
- 在宅勤務でやる気が出ない
- フリーランスになったけどやる気が出ない
- 会社に行ってもやる気が出ない
- 受験勉強のやる気が出ない
- 勉強のやる気が持続しない
- 仕事のやる気がでなくてもう辞めたい
最後のほうで、おまけも書いています。仕事でも勉強でもやる気を出す方法(モチベーションを上げる方法)は自分で手に入れたいところです。
ぜひ最後まで読んでいって下さいね。
それではスタートです。
目次
仕事のやる気を出す方法は「いかに続けるか」
全くやる気がないところから、まず一歩目を踏み出すという場合は、「目的」や「目標」を決めることから始めます。
「内発的動機づけ」「外発的動機づけ」「自己決定感」「自己効力感」という難しいお話はなしにして、私の経験も踏まえて、いかにして「やる気を持続させるか」をみていきます。
仕事でも勉強でも、「一時的には」やる気が出て取り組んだけど、それが続かないことが多い、という方はぜひ参考にしてみて下さいね。
今回は「前に進んでる感覚」を意識した「やる気を続ける方法」です。
仕事のやる気が続かなかったのはなぜ?
今回は、私の経験ということで仕事をテーマにしていますが、勉強の場合でも同じことが起こりえるかもしれませんので、仕事でやる気がでない方も、勉強のやる気が出ない方も、ぜひご覧下さいね。
さて、私の場合は、フリーランスであり、在宅ワーカーとういこともあり、少し環境が特殊です。
今でこそ、働き方改革とか在宅勤務とかで、自宅で仕事をする人も少なくないとは思いますが、私が独立した10数年前では、まだまだ今ほど多くなかったと思います。
何より、会社勤務だった私が、突然、家族(妻と息子)がいる自宅で仕事を始めたわけですから、戸惑いもありました。
フリーランスですから、働いた時間に応じて収入が変わるわけではありません。
労働と収入が比例しないことが、メリットでもデメリットでもあり、そこにモチベーション低下の罠が待っていました。
独立してすぐの頃、毎日毎日朝から晩まで働き続けても、全く成果に結びつかない時期もありました。
すでに実績を積んでから独立した人や、センスのある人は、すぐに結果が出るのかもしれませんが、凡人の私には無理でした。
最初のうちは、やる気で乗り切れたのですが、どれだけ働いても成果が出ない時期は、やっぱりだんだんと疲弊していきました。
こういう経験は、仕事でも勉強でも起きえることです。
- 勉強しまくってもテストの成績が伸びない
- 仕事しまくっても売上げが全く伸びない
そういう時期をどう乗り切るか?
もちろん、やり方を変えるというのも一つの手段ではありますが、それ以前に、やる気をどう維持するか?
「前に進んでる感覚を持つ」ことが大切なんです。
「前に進んでる感覚」をノートに書く方法でやる気(モチベーション)を上げる
有名な実験を一つ。
- 「コーヒーを10杯買えば1杯サービス」というスタンプカード
- 「コーヒーを12杯買えば1杯サービス」というスタンプカード(すでに2個スタンプが押されてる)
結局、「どっちも10杯買えば1杯サービスという点」は同じなんです。
ただ、実際は、2つ目の【12杯買えば】のほうが、スタンプが貯まるスピードが早かったそうです。
これがまさに「前に進んでる感覚」なんだそうですね。
前に進んでると感じるとモチベーションが上がるというわけです。
では、この「前に進んでる感覚」をどうやって仕事や勉強に使うか?
結果ではなく仕事や勉強の進捗をノートに書いて「前に進んでる感覚」を得る
大切なのは「何を持って前に進んでると感じるか」です。
仕事であれば「売上げや収入、アクセスや集客」、勉強であれば「日頃のテストの結果」だけを、前に進んでるかどうかの判断基準にしてしまうと、やる気が落ちてしまうかもしれません。
というのも、作業量とその結果は比例するとは限らないからです。
例えば、ブログを書くとして、ブログを書く先の目標はというと、アクセスを1日に100としましょう。
毎日毎日ブログを書いて、10日経って10記事書いてもアクセスは0のままということも珍しくありません。
さらに10日経って20記事書いても、まだアクセスが0のまま。
そうなってくると、「このまま続けて大丈夫なのかな?」という不安とか、「ブログを書いても意味ないんじゃないかな?」という疑問が浮かんできます。
そしてやる気を失い、書くことをやめてしまう。
ブログを書けば、確実に継続した日数は増えていきます。前には進んでいるんです。
それをノートに書いていくんです。
勉強でも同じです。
1日勉強したら、それをノートに書きます。何を勉強したかを書いておくんです。
可視化することで、「前に進んでる」という感覚を持ち続けることが出来るわけです。
成果が出ずにやる気が出なくなる前の対処法
「前に進んでる」という感覚を得るために、ノートで可視化する。
その方法で、モチベーションを持続できるかもしれません。
それでも、永遠にそのモチベーションが続くかというと、そんなことはありません。
さすがに、どこかで、「前に進んでる感覚」はあったとしても、目的に近づいているかと考えると、決して近づいていないのでは?という不安を覚えるかもしれません。
- 目的:副業で10万円稼ぐことで金銭的に余裕を持ちたい
- 小さな目標:毎日ブログを書くこと
目的があり目標がある。そういうイメージで考えてみて下さい。
実際はもっと細かい目標設定があると思います。
勉強でも同じです。
小さな目標には近づいていると感じられるかもしれませんが、目的に近づいているかというか、その感覚は得れないかもしれません。
ここで大切になってくるのが、そもそもの目標設定に無理はなかったか?現実的なのか?といった疑問を持つことです。
目的を達成するための方法は一つではないはずです。
それを意識せずに、「目的を達成するためには、目標は一つ」と決め付けてしまっていると、その目標に近づいていないと感じると、やる気をなくしてしまう可能性があります。
あくまで、目指してるのは「目的」であり、「目標」はあくまで一つの手段でしかないと考えましょう。
先ほどの例で解説します。
- 目的:副業で10万円稼ぐことで金銭的に余裕を持ちたい
- 小さな目標:毎日ブログを書くこと
副業で10万稼ぎたいと考えた場合、方法はブログだけではありません。YoutubeでもSNSでも物販でも稼げるかもしれません。
やる気を失う時、悩んでしまう時はどんな時が多いか?
よくあるのが「どうしていいか分からない、どう行動していいか分からない時」です。
そんな時は思考停止しがちです。
ですので、やる気を持続させるには、常に「何をすれば目的達成に辿り着けるか?そしてそのために今何をするべきか?」が分かった状態にしておかなければいけません。
どの段階で新たに目標を作るのがベストかは、自分で決めるしかありません。
一番効率が悪いのは、やる気をなくし、考える時間ばかりが過ぎて、手が止まってしまうことです。
ぜひ、目的と目標設定のことも考えてみて下さいね。
やる気を出す方法は「すぐにできる簡単なこと」から始める
今回は「前に進んでる感覚」を得て、モチベーションを持続させる方法をご紹介しましたが、前に進んでる感覚を得やすい方法のヒントをもう一つ。
高い目標を設定することが悪いわけではありませんが、高すぎると、理想と現実とのギャップが大きすぎて、「もう達成できそうにない」という想いが生まれ、やる気をなくしてしまうことがあります。
「前に進んでる感覚」を持続させるには、当然毎日行動に移せていないといけないわけです。
優先順位としては「持続」です。内容よりも持続です。
どんな立派で大きな目標を立てても、3日でやめてしまっては何の意味もありません。
ですので、まずは「続く方法」を考える必要があります。
ということで、「すぐに出来て簡単な方法」から始めることをおすすめしています。
私の他のブログ「コミュ力おばけの学校」では、コミュニケーション力を上げる方法をお伝えしています。
ということで、「コミュ力を上げる」ことを目標にした場合、どうやってやる気を持続させるかをかんがえてみましょう。
コミュ力を上げたいと思ってもやる気がなくなってしまう理由
ここからは、「コミュ力を上げる」という目標を持っていた場合のこと。
その方法は、本やネットや動画やセミナーや講座やコーチングなど、あらゆる手段で学ぶことが出来ます。
ところが、多くの人は、コミュ力を上げるための行動を始めたものの、途中でやめてしまう、やる気をなくしてしまったりするんです。
なぜでしょうか?
これも「前に進んでる感覚」を得れるかどうかがカギな気がします。
例えば、コミュニケーションの中で「聞くこと」はとても大切です。
ですので、傾聴や話の聴き方の本もたくさん出ていますし、セミナーも開催されています。
では、話の聞き方を学んだとして、いざ色んな人の話しを聞いてみる。
それで効果が出てると感じるでしょうか?
前に進んでると感じるでしょうか?
確かに、聞き方を変えると相手の反応が変わることもあります。ところが、全く変化がない場合もあります。
上手く話を聞けた、と思えた日があったと思っていたら、次の日は全く聞けなかった。
そういうこともあるわけです。そして、やる気をなくしてしまったり、自信を失くしてしまったりということに繋がったりします。そこで、自己肯定感が下がることもあるでしょう。
ですので、私がおすすめしている方法は、もっと簡単な方法です。
例えば「話を聞く」というコミュニケーションの場合。
コミュ力おばけの学校の場合は、難しく考えずに、まず最初に覚えていただくのはこちらの一文だけです。
コミュ力を上げたいと思って、何かに取り組んだものの、やる気をなくしてしまう理由。
- そもそもその方法が難しくて取り組むのが困難
- 取り組んだものの上手くいかない
- 一時的に上手くいっても後戻りすることがある
では、こういうった原因を取り除くにはどうすればいいか?
- 取り組みやすい低いハードル
- 上手くいかなくてもその方法に自信を持てる
この2つだけです。
これが、先ほどの「否定・反論・アドバイスをせずに、最後まで話を聴く。」に繋がります。
これだけでしたら、難しい聞き方でもありません。
また、この方法は「違うよ!間違ってるよ!」と言いたくなる余地はないことでしょう。
ですので、後は継続するだけです。
今回は「聞き方」を例に挙げましたが、質問力でも雑談力でも話す力でも同じです。
難しく考えすぎてしまうと、思考停止してしまいがちです。
「傾聴の本」を一冊読んで、さあ実践。何から始めますか?
その一冊に書かれてることを全て同時に、さあスタートとはいきません。書かれている内容のどれかから始めることになるでしょう。
そこでまた考えないといけないんです。
「この本の中のどれが優先順位が高い?」とかを考えて、行動に移さないといけないわけです。
それが「高いハードル」になり、「行動のブレーキ」になりえるんです。
まとめます。
仕事辞めたいほどやる気でない時は行動あるのみ
もし、仕事を辞めたいほど仕事のやる気が出ない場合は、とにかく行動することです。
考えずに行動するんです。
散歩でもいいです、ランニングでもいいです、読書でも音楽を聴くでも映画を見るでも何でもいんです。
一旦、「考える隙がないくらいに行動する」ということです。
「仕事のやる気が出ない」という考えをずっと続けていると、負のループに陥ります。
考えれば考えるほど、悪循環です。
働き方に正解はありませんから、もしかしたら、今の仕事が自分に向いていない可能性もあります。
それは不思議なことでもないですし、悪いことでもありません。
問題は、思考停止状態が続くことです。
仕事にやりがいを感じないなら転職も選択肢の一つです。
とはいえ、すぐに転職をするのではなく、考えるのではなく、まずは転職について調べてみるのもいいでしょう。
あるいは、コミュニケーションを学んで、今の職場の人間関係を良くするための方法を極めていくのもいいでしょう。
何か行動すれば、何か変化が出てきます。
仕事辞めたい何もしたくない!やる気出ない!という場合と、単に仕事のやりがいを感じない場合では、対処法も違ってきます。
まずは、そこを切り分けてみるのもいいでしょう。
本当に何もやりたくないくらいの状況なら、うつ状態かもしれませんので、病院を受診してみるのもいいでしょう。
自分一人で、背負わないようにしましょう。
本日は以上です。
コミュニケーションコーチ、未知賢人でした。