選択肢の一つに「個人事業主(フリーランス)・独立・起業・副業」というものがあります。
独立と起業を同じにしておき、ここでは3つにします。
- 一人で個人事業主(フリーランス)として仕事をする
- 会社を興して仕事をする
- まずは副業から始める
あくまで選択肢です。
今すぐに仕事を辞めたいわけではなくても、将来的に、自由に働きたい、会社員ではない働き方をしたいという方は参考に読んでいただけたらと思います。
僕が個人事業主(フリーランス)になったのが2006年のこと。15年ほど前です。その前は会社員で6回転職をしています。独立してから順風満帆だったわけではなく、うつ状態になることもありました。僕から、「フリーランスはいいですよ」とか「会社員がいいですよ」とか「副業しましょう」というお話ではなく、選択肢として考えておくことは大事ですよ、というお話です。
では本題です。
目次
仕事を辞めたい時の選択肢「会社員を辞める」
仕事を辞めたいと思った時、最初の選択肢で多いのが「転職する」だと思います。
もちろん、転職するのも一つですが、最近はフリーランスになりたい、自由に働きたいという人が増えている気がします。
それは、実際にパソコン一つで仕事が出来る時代だからということもあるでしょう。
どこに住んでいても、誰とも関わらなくても仕事が出来る。
このページでは、個人事業主(フリーランス)になって15年ほどが経つ僕が、自分なりの考えを書いていきます。
- 個人事業主(フリーランス)として一人で働く
- 起業して会社を育てたい
- その前に副業で資金を溜めたり仕事の可能性をみたい
この3つに絞って解説していきます。
いずれにしても、会社員を辞めるという選択肢に向かうということです。
メリットもデメリットもあります。
個人事業主(フリーランス)として一人で働く
僕は税務署に届けをしている個人事業主ではありますが、ここではフリーランスも個人事業主も同じ意味で使っています。
誰かに仕事を聞かれると、だいたい僕は「フリーランスです」と答えています。
会社や団体に属さずに、個人として契約をしてお金をいただいている点では、どちらも同じだと思います。
分類するとすると、フリーランスは働き方のこと。会社や団体に属していませんよということです。
個人事業主は、法人登記はせずに個人事業主として税務署に届けていますという、手続き上のこと。
といったところでしょう。
まずはフリーランスに多い職種をみていきましょう。
フリーランスとしての働き方としては、こういう職種をよみかけます。
プログラマー(SE)
最近はプログラミングスクールも増えており、将来的に使えるスキルとして人気ですよね。
プログラマーといっても受注する仕事は様々です。
技術さえあれば仕事はできるとは思いますが、今後、プログラマーが増えれば増えるほど、仕事をもらえるかどうかは分からなくなります。
ライター(記事の執筆)
最近の大手メディアでも、ブログ記事を外注している会社は多くあります。
お金を払い、有益な記事を書いてもらい、自社のブログの価値を高める。
価値あるブログには人が集まり広告価値が高まり収益化できる。
僕のブログは基本自分で書いていますが、過去には外注さんにお願いしていたこともありますし、記事の執筆の仕事を請けたこともあります。
情報が溢れる時代ですから、ネットで調べてまとめただけの記事の価値は下がっています。
その人しか知らないこと、その人しか経験していないことといった一次情報ではないと、検索結果に埋もれてしまうような記事では、フリーランスとしてお金を稼ぎ続けるのは難しいかもしれません。
Youtuber(ユーチューバー)
Youtubeで発信をして広告収入を得る。
今では当たり前になりましたね。
再生回数に応じて広告収入を得ることが出来るわけですが、そう簡単に再生数が伸びることはないでしょうし、一時的に伸びてもそれが続くなんてのは本の一握りです
再生回数を稼ぐための動画配信は僕はしたことがないので分かりませんが(告知や価値観の発信としてYoutubeで配信はしています)、フリーランスとして生きていくには、Youtubeでの発信は欠かせないと思います。
僕のようなコーチでもそうですし、カウンセラー、コンサルタントといった自分がマンツーマンで接することで対価をいただく働き方はもちろんですが、提供するものがサービスや商品であっても、Youtubeでの発信を除外する理由は見当たりません。
ユーチューブを開設する目的も人それぞれですが、フリーランスでしたら、自分の商品、サービス、自分自身を知っていただくツールとして使いながら、もし再生数が伸びたら少しでも広告収入を得ることができる。くらいな使い方がいいのかもしれません。
ブロガー
ブログに広告を貼り、そこで収益を得るフリーランスの方もたくさんいます。
Youtuberと同じで、アクセスを集めるのは簡単なことではありません。
ブログだけで生計をたてるには、よほど何かについて詳しいとか、他の人が経験していないことを発信できるといった人でないと厳しそうです。
それは、大手のメディアがあらゆる情報をすでに発信しているからです。
それと似たような情報を発信しても、今のgoogleでは上位表示してくれることはまずないでしょう。
ブログでの集客は、SNSかgoogleといった検索サイトからの流入がほとんどだと思いますが、検索サイトからブログへの流入で広告収入を得るという方法は、これからはどんどん厳しくなると思います。
考えたとしては、ブログで自分の商品、サービス、自分自身を紹介しつつ、広告も貼る。
そして、1対1で繋がれる、メルマガやLINE公式アカウントも用意しておくのがいいのではないかと考えます。
心理カウンセラー
臨床心理士や公認心理師として活動するには、臨床心理士や公認心理師の資格を有する必要があります。
ところが「心理カウンセラー」という資格はありませんので、いつでも誰でもどこでも「心理カウンセラー」と名乗ることが出来ます。
心理学を独学で学び、心理カウンセラーと名乗って活動している人も少なくないようです。
フリーランスの心理カウンセラーとして働くことは可能ですが、クライアントに求めていただくことが出来るかが鍵ですね。
コンサルタント
フリーランスのコンサルタントもたくさんいます。
経営、投資、ITといった部分だけでなく、副業のコンサルタントなど、どんな部門にでも「そのことについて教えることが出来、成果を出すことをサポートできる」なら、どんな仕事でもコンサルタントになることが出来ます。
特定の分野について自信があるなら、コンサルタントを目指すのもいいでしょう。
他にもたくさんフリーランスが多い職種がありますので、今後まとめてご紹介します。
起業して会社を育てたい
僕はフリーランスになってから、一度法人化しようと思い、手続きについて知り合いの専門家の方に相談はしていたのですが、結局はしないままです。
法人化するメリットとデメリットがありますので、そのあたりをよく調べてからのほうがいいでしょうね。
仕事を辞めていきなり法人化にする理由があるならいいですが、そうでない場合は、やはり最初は個人事業主(フリーランス)からという人が多いのではないでしょうか。
副業で資金を溜めたり仕事の可能性をみたい
仕事を辞めたいと思った時に、すぐにフリーランスになる、すぐに独立して起業するというのではなく、まず副業でお金を稼ぐことから始めてる、というのも一つの選択肢です。
僕も会社員時代に、副業は少ししていました。
副業を認める企業もあると思いますが、禁止している会社もあると思います。
もし今勤めている会社が副業OKなら、何か自分が出来ることから始めてみるのもいいでしょうね。
仕事を辞めて独立!フリーランス!コーチの僕からの提案
会社員という働き方を辞めて独立する、フリーランスとして働きたい方へ。
僕が独立してフリーランスとして約15年間生きてきた経験を元に、こういう考え方もありますよという提案です。
起業して会社を作る、育てるといった経験は僕にはありませんので、そのあたりは、専門の方のお話を聞かれたほうがいいと思います。
僕は、個人事業主でありフリーランスです。
僕のように、誰かを雇用することはなく、自分一人だけで仕事をしていきたい方の参考になればと思います。
心理カウンセラー・占い師・コーチ・コンサルで独立、フリーランスとして働くには?
コロナ渦となった2020年以降。
在宅ワーク、テレワークというスタイルも増えたと思います。
今後、日本がどうなっていくかは分かりませんが、コロナの影響で、自宅で働くという人が増えたのは間違いないと思います。
僕が自宅の一室で仕事を始めたのが2006年のことですので、約15年前のことです。
満員電車に乗らなくていい、嫌な上司から怒られなくていい、成果が出れば自分の収入が増える。
いいことだらかに聞えるかもしれません。
実際、僕が独立したときは、不安はありましたがワクワクする気持ちのほうが、圧倒的に強かったです。
ところが、僕は、業績の伸びに反比例してメンタルがやられていきました。
うつ状態になり、無力感が続く毎日を過ごした頃もあります。
ですので、僕の口から「フリーランスはいいです、皆さん独立して好きなことを仕事にしましょう!」なんてことは言いません。
ただ、もし、自分との時間を提供する仕事を目指されている方、例えば、心理カウンセラー、コーチ、コンサル、占い師といった肩書きで独立、フリーランスを目指すという方がいましたら、僕のコーチングを受けていただくことで、お伝えできることはあると思います。
仕事を辞めて個人事業主(フリーランス)・独立・起業・副業のQ&A
僕の個人的な意見ですが、仕事を辞めた後に、個人事業主(フリーランス)・独立・起業の場合、あるいは、まずは副業から始めてみたいという方に向けて、まとめておきます。
在宅ワークや在宅勤務のメリットとデメリット
コロナ渦になってから増えたと思われる在宅ワーク(在宅勤務)ですが、世間では今後どういう働き方になっていくかは、興味深いところではあります。
さて、仕事を辞めて在宅ワークをしたい、自宅で働きたいという声も聞きますが、僕の経験を元に、在宅ワークのメリットとデメリットを紹介しています。
当然ですが、良い面もあれば悪い面がありました。
実際は良い悪いではなく、困る部分があったというほうが適切かもしれません。
きっと、在宅ワークで快適に仕事をしている人もいるでしょうから、それぞれに感じるメリットとデメリットがあると思います。
経験してみないと分からないところもあるはずですが、参考にしていただけたらと思います。
サボり癖がついてしまうと、せっかくの在宅勤務も意味ないですからね。
仕事をプライベートのバランスなど、自分で調整していく必要があると感じています。
以上です。
仕事を辞めたいと思っている方は、こちらのトップページから他のページもぜひ読んでみて下さい。
コミュニケーションコーチ、未知賢人でした